UNEX

血管内皮機能検査FMD  中文 English





このページは古いページです。トップに戻ってください。
また、このページにリンクを設定されている場合は、リンクを削除願います。


トップ > Q&A

FMDに関連する用語集

 アテローム性動脈硬化症
 アンチエイジング/エイジング
 FMD検査
 NMD検査
 NO・一酸化窒素

 血管内皮細胞
 血管内皮機能障害
 血流依存性血管拡張反応
 コレステロール
 高血圧
 高血糖
 高脂血症
 QOL(Quality of Life)・クオリティ・オブ・ライフ

 生活習慣病
 心筋梗塞
 脂質異常症
 スタチン
 前腕動脈反応性充血反応(FMD)

 糖尿病
 動脈硬化

 内皮
 脳梗塞
 内臓脂肪型肥満

 PAD(抹消動脈疾患)
 閉塞性動脈硬化症(ASO)

 メタボリック症候群(メタボリックシンドローム)

 

アテローム性動脈硬化症

高血圧や高血糖などの理由により血管内膜が傷つき、その隙間から血管内膜の下にコレステロールが入り込みます。 そのコレステロールはそれを掃除しに来た白血球の一種であるマクロファージに捕食され、その死骸が溜まり アテローム状(粥状の塊)になり、血管のしなやかさを失わせます。これがアテローム性動脈硬化症です。

アテローム性動脈硬化症は、初期の段階では自覚症状はありませんが、脳梗塞、心筋梗塞などの重篤な病の原因となる疾病です。

動脈硬化の予防には、生活習慣の見直し、ストレスの解消などが重要ですが、高血圧、高脂血症、糖尿病などを患っている 場合には、その治療も大切です。 

目次に戻る▲  

アンチエイジング/エイジング

エイジングとは、年を重ねていくこと(加齢)であり、老化という意味で使われています。
アンチエイジングとは、老化に抵抗するという意味でアンチを付した言葉です。
美容上のアンチエイジングが注目されていますが 身体内部のアンチエイジングの鍵は、血管にあると言われています。 しなやかな血管があってこそ、身体全体の循環が保たれ健康で若々しい生活が送れるのです。

目次に戻る▲  

FMD検査

FMD検査は、血管内皮機能を調べる検査です。 「Flow Mediated Dilation」の略であり、日本語で血流依存性血管拡張反応検査ともいいます。

この検査では腕を駆血し、その前後の血管径の拡張を超音波で計測します。
止血後の血流再開によって血管壁にある血管内皮細胞にずり応力が働き、 血管内皮細胞から血管拡張物質のNO(一酸化窒素)などが産生され血管が拡張する機能を見ます。
血管内皮細胞の機能が低下していると血管拡張物質のNOの産生が減り、拡張の低下、すなわちFMD値が低くなります。

ずり応力:血液が血管内皮細胞に与える摩擦と考える分かりやすい。

目次に戻る▲  

NMD検査

血管の平滑筋の機能を調べる検査で、FMD検査の補助的に行われる検査です。

血管内皮機能が正常でも血管の平滑筋の機能が阻害されていれば、血管の拡張は低下(FMDの低下)します。FMDの低下が血管内皮機能によるものなのか、平滑筋機能によるものなのかの判断するためにこの検査を行います。

検査では、血管拡張剤であるニトログリセリン錠の舌下投与、またはそのスプレーを口内に入れて行います。 安静時の血管径と投薬後の血管径血管径変化を20分程度計測してその拡張率をNMD値としています。 NMDのNはニトログリセリンをあらわしています。

目次に戻る▲  

NO・一酸化窒素

高血圧や高血糖などの理由により血管内膜が傷つき、その隙間から血管内膜の下にコレステロールが入り込みます。 そのコレステロールはそれを掃除しに来た白血球の一種であるマクロファージに捕食され、その死骸が溜まり アテローム状(粥状の塊)になり、血管のしなやかさを失わせます。これがアテローム性動脈硬化症です。

アテローム性動脈硬化症は、初期の段階では自覚症状はありませんが、脳梗塞、心筋梗塞などの重篤な病の原因となる疾病です。

動脈硬化の予防には、生活習慣の見直し、ストレスの解消などが重要ですが、高血圧、高脂血症、糖尿病などを患っている 場合には、その治療も大切です。 

目次に戻る▲  

血管内皮細胞

血管の内側にある一層の細胞、血管内皮細胞は種々の血管作動物質を放出し, 血管中膜内の平滑筋の収縮(血管収縮物質エンドセリン)・拡張(血管拡張物質NO)を調節するほか、 血小板の粘着、凝集を抑制し、血液が血管に凝固するのを防ぎ血管の保護をしています。血管新生時に関与しているのも血管内皮細胞です。

目次に戻る▲  

血管内皮機能障害

血液内のLDL(悪玉コレステロール)の増加や、血圧上昇、酸化ストレスが増すと、血管内皮細胞が障害され、NO(一酸化窒素)などの血管作動物質の産生が減り、 臓器としての血管の機能に障害がでた状態をいいます。
この状態が続くと アテローム性動脈硬化症の発症につながります。

目次に戻る▲  

コレステロール

コレステロールは、体に良くない物というイメージがありますが、脂質の一種で健康な身体を維持していく上で必要な物質です。
血管内を流れているコレステロールは、リポ蛋白と複合体を作り、そのリポ蛋白の違いにより、 LDLコレステロール(悪玉)、HDLコレステロール(善玉)と呼び名が変わります。そして、 コレステロールを体の隅々まで運ぶのがLDLであり、各細胞から余ったコレステロールを運び去るのがHDLです。

高コレステロール血症は、コレステロールの摂取の増加だけでなく身体が上手にコレステロールを受け取れない場合にも発症します。 血管内においてコレステロールが活性酸素に出会うと、リポ蛋白が酸化され、コレステロールが遊離してしまいます。 そのコレステロールも酸化され、血管内膜の隙間から血管の内側に入り込み、さらに変化しアテローム性動脈硬化が発症します。

目次に戻る▲  

高血圧

血圧が高い状態をいいます。最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上を高血圧と定義しています

高血圧の原因は様々で明確に捉えることは難しいですが、遺伝的なものと、生活環境によるものがあります。
また、高血圧が原因で動脈硬化にもなりうるし、動脈硬化の結果、高血圧になるともいえます。 生活習慣の改善で血圧が下がらない場合は、 降圧剤などにより血圧を下げることが動脈硬化の進行の意味合いから言っても必要な事と言われています。

目次に戻る▲  

高血糖

高血糖とは、耐糖能異常により常に血液の中に糖分(血糖)が余った状態になっていることをいいます。
高血糖の状態が空腹時にも続くと 糖尿病と診断されます。

糖尿病を分類すると次の2つのタイプが主流となっています。

1型糖尿病:「インスリン依存型糖尿病」とも言われ膵臓でのインスリンの分泌が減ることにより発症します。

2型糖尿病:「インスリン非依存型糖尿病」とも言われ、主にインスリン感受性低下を原因とする糖尿病です。

このうち2型糖尿病は遺伝的因子と生活習慣がからみあって発症する生活習慣病で、 臓器や筋肉などの細胞が、インスリンの働きを感じなくなり(インスリン抵抗性)血液中の糖分(ブドウ糖)の取り込めなくなり、 血糖値が上昇します。
糖尿病は細小血管ではミクロアンギオパチー(網膜症、腎臓障害、神経障害)、 大血管ではマクロアンギオパチー(心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症)という重篤な血管合併症を来す疾患です。

糖尿病の原因は、加齢、遺伝、肥満、運動不足と言われています。食事や運動によって適正体重を保つことが必要です。

目次に戻る▲  

QOL(Quality of Life)・クオリティ・オブ・ライフ

Quality of Life、直訳すると生活の質ですが、 疾病により生活を満足に送れない状況がQOL低下しているというふうに使われます。

平均寿命が上がり高齢まで人生を送るのが当たり前の世の中になっていますが、健康長寿でなければ意味がありません。 QOLの向上を目指し、生活習慣を見直すことはQOLの向上だけでなく医療費削減のためにも必要なことと言えるでしょう。

目次に戻る▲  

生活習慣病

個々人の生活習慣に基づく疾患の総称です。
脂質異常症、糖尿病、高血圧をはじめ、癌、心筋梗塞、脳血管障害、肝臓病、骨粗しょう病などもはいります。

特に、脂質異常症、高血糖、高血圧、肥満の4つの症状はサイレンとキラー(沈黙の殺人者)と呼ばれ、 自覚症状が出にくいため放置されることが多く、動脈硬化や心疾患、脳梗塞の原因にもなります。

生活習慣の乱れとしては、

1.食生活(食べ過ぎ・偏食)
2.運動不足
3.ストレス・過労
4.喫煙
5.飲酒(飲みすぎ)

等があります。

目次に戻る▲  

心筋梗塞

高血圧や高血糖などの理由により血管内膜が傷つき、その隙間から血管内膜の下にコレステロールが入り込みます。 そのコレステロールはそれを掃除しに来た白血球の一種であるマクロファージに捕食され、その死骸が溜まり アテローム状(粥状の塊)になり、血管のしなやかさを失わせます。これがアテローム性動脈硬化症です。

アテローム性動脈硬化症は、初期の段階では自覚症状はありませんが、脳梗塞、心筋梗塞などの重篤な病の原因となる疾病です。

動脈硬化の予防には、生活習慣の見直し、ストレスの解消などが重要ですが、高血圧、高脂血症、糖尿病などを患っている 場合には、その治療も大切です。 

目次に戻る▲  

脂質異常症(2007年7月に高脂血症から改名)

脂質異常症とは、血液中に含まれる脂質が過剰、もしくは不足している状態をいいます。

次の種類があります。

高LDLコレステロール血症(LDLが高い状態)
低HDLコレステロール血症(HDLが低い状態)
高トリグリセリド血症     (中性脂肪が高い状態)

脂質異常症は、やがて動脈硬化や、心筋梗塞などの心血管疾患の危険因子になります。

目次に戻る▲  

スタチン

血液中のコレステロール値を低下させる薬物の総称である。高コレステロール血症の治療薬。
したがって スタチン投与によりNOの産生が改善し、血管内皮機能が改善すると考えられている。

目次に戻る▲  

高血糖/糖尿病

高血糖とは、耐糖能異常により常に血液の中に糖分(血糖)が余った状態になっていることをいいます。
高血糖の状態が空腹時にも続くと 糖尿病と診断されます。

糖尿病を分類すると次の2つのタイプが主流となっています。

1型糖尿病:「インスリン依存型糖尿病」とも言われ膵臓でのインスリンの分泌が減ることにより発症します。

2型糖尿病:「インスリン非依存型糖尿病」とも言われ、主にインスリン感受性低下を原因とする糖尿病です。

このうち2型糖尿病は遺伝的因子と生活習慣がからみあって発症する生活習慣病で、 臓器や筋肉などの細胞が、インスリンの働きを感じなくなり(インスリン抵抗性)血液中の糖分(ブドウ糖)の取り込めなくなり、 血糖値が上昇します。
糖尿病は細小血管ではミクロアンギオパチー(網膜症、腎臓障害、神経障害)、 大血管ではマクロアンギオパチー(心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症)という重篤な血管合併症を来す疾患です。

糖尿病の原因は、加齢、遺伝、肥満、運動不足と言われています。食事や運動によって適正体重を保つことが必要です。

目次に戻る▲  

動脈硬化

動脈が肥厚し硬化した状態を動脈硬化といいます、
動脈硬化の種類にはアテローム性動脈硬化、血管壁の老化などに伴い動脈血管の弾力性がなくなる「細動脈硬化」、太い動脈の中膜にカルシウムが沈着し石灰化を起こす「中膜硬化」などのタイプがあります。

動脈硬化危険因子としては、年齢、性別、BMI、血圧、コレステロール、血糖、喫煙がある。

動脈硬化の予防には、生活習慣の見直し、ストレスの解消などが重要ですが、高血圧、高脂血症、糖尿病などを患っている 場合には、その治療も大切です。 

目次に戻る▲  

内皮

血管の内側にある一層の細胞、血管内皮細胞は種々の血管作動物質を放出し, 血管中膜内の平滑筋の収縮(血管収縮物質エンドセリン)・拡張(血管拡張物質NO)を調節するほか、 血小板の粘着、凝集を抑制し、血液が血管に凝固するのを防ぎ血管の保護をしています。血管新生時に関与しているのも血管内皮細胞です。

目次に戻る▲  

脳梗塞

脳梗塞とは、脳内の血管がつまり、脳の一部が死滅する疾患です。脳の太い動脈が詰まる脳梗塞には次の2つがあります。

・アテローム血栓性脳梗塞
 脳の動脈内のアテローム動脈硬化症で血管壁が破れて出来た血栓により
血管が詰まる事でおきる脳梗塞です。

・閉塞性脳梗塞
 流れてきた血の塊により血管が詰まり、発生した脳梗塞です。

目次に戻る▲  

内臓脂肪型肥満、内臓脂肪

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上を合併した状態をいいます。

メタボリックシンドロームは、生活習慣病を引き起こしやすい状態で、放っておくと重篤な病気を引き起こす可能性があるため、早期に生活習慣の見直しや、治療が必要となります。

目次に戻る▲  

PAD(抹消動脈疾患)

PADは鎖骨下動脈狭窄、頸動脈狭窄、閉塞性動脈硬化症などの末梢性動脈疾患の総称です。

PADは部分的な疾患だけでなく、予後不良な全身の動脈硬化症の一部であり、心血管イベントの発症や生命予後にも大きな影響を与える疾患です。

目次に戻る▲  

閉塞性動脈硬化症(ASO)

血管の内側にある一層の細胞、血管内皮細胞は種々の血管作動物質を放出し, 血管中膜内の平滑筋の収縮(血管収縮物質エンドセリン)・拡張(血管拡張物質NO)を調節するほか、 血小板の粘着、凝集を抑制し、血液が血管に凝固するのを防ぎ血管の保護をしています。血管新生時に関与しているのも血管内皮細胞です。

目次に戻る▲  

メタボリック症候群(メタボリックシンドローム)

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上を合併した状態をいいます。

メタボリックシンドロームは、生活習慣病を引き起こしやすい状態で、放っておくと重篤な病気を引き起こす可能性があるため、早期に生活習慣の見直しや、治療が必要となります。

目次に戻る▲  

ユネクスイーエフ使用論文

ユーザー様専用サイト

Top